「新しくお墓を建てる予定だけど墓地と霊園って何が違うの?オススメを教えて!」と思っている方は多くいらっしゃると思います。お墓を建てるにも法律で決められた墓地や霊園に建てる必要があります。皆さんが「墓地」もしくは「霊園」を選ぶことによって色々な制限や費用も違ってきます。損をしないためにもこの記事を読んでしっかりと学んでいきましょう。
墓地と霊園の違いとは
墓地と霊園の一番の違いは「檀家(だんか)制度の有無」です。檀家とはお寺の境内に墓地を持ち、お寺に対して寄付などを行う代わりに手厚く供養を受けることのできる制度です。それゆえに墓地では墓石の形状やデザインに制限が加えられていることが多いです。その分メリットもあります。費用面で見るのであれば一番安いのは「公営霊園」です。「手間がかかってもいいから価格重視で!」という方は日本全国の霊園を探すことのできるポータルサイトがあるので見学に行ってみてください。
この記事を読むことによって読者の皆さんが得られる知識をこの記事の流れとともにまとめておきます。
・墓地と霊園の違いは大きく分けて5つあることが分かる
・墓地と霊園それぞれのメリットとデメリットを理解できる
・お墓を建てる際にかかってくる費用が分かる
・「寺院墓地」「民営霊園」「公営霊園」でお墓を建てる際の金額の相場が比較できる
墓地と霊園って何が違うの?
結論から言いますと、墓地と霊園は
「檀家(だんか)制度」
「経営主体」
「宗教の制限」
「墓石の形状の制限」
「交通の便」
これら5つの違いがあります。ただ、「檀家制度」はこの中で一番大きな違いがあります。それぞれ分かりやすく解説していきます。
墓地というのは寺院にある「寺院墓地」、霊園は「民営霊園」と「公営霊園」に分けて説明をしていきます。
墓地と霊園の檀家制度の違い
檀家(だんか)精度とは、「寺院に所属する家」のことを指します。基本的には、墓地には檀家制度があり、霊園には檀家制度はありません。墓地を購入するということは原則として「その寺院の檀家になる」ということを表しています(もちろん檀家にならなくて良い場合もあります)。檀家になるということは墓地にお墓を建てるということだけではなく、その「寺院の運営を支える支援者」になるということです。寺院は檀家が守るものです。ゆえに寺院の修理が必要になった際にお金を支払ったり、寄付を求められることがあります。
檀家制度だけを見るとそのような見方になるのも分からなくありません。これだけであれば寺院墓地にする意味がないですよね。それでも選んでいる人がいるということは何かしらの訳があるはずです。残りの4つの違いを見れば分かると思いますのでしっかりと見て行きましょう。
墓地と霊園の経営主体の違い
墓地と霊園は経営主体が違います。「霊園」は「民営霊園」と「公営霊園」でも経営主体が異なります。
寺院墓地
寺院墓地の経営主体と管理・運営は「宗教法人」である「寺院(お寺)」が行っています。お寺に任せることができるので手厚い供養が期待できます。檀家になるかどうかはその寺院によって変わってきます。
民営霊園
民営霊園の経営主体は宗教法人や財団法人が主に行っており、管理・運営は石材店などの民間業者が行っています。
公営霊園
公営霊園の経営主体と管理・運営は都道府県や市町村などの「地方公共団体」や「自治体」が行っています。利用するためにはその地域に一定期間居住していなければいけなかったりもします。地域やその公営霊園ごとに異なります。
このように「寺院墓地」「民営霊園」「公営霊園」のそれぞれで経営主体が違います。この差が費用であったり、宗教の制限等に関わってきます。背景を理解しておきましょう。
墓地と霊園の宗教の制限の違い
寺院墓地の場合は宗教の制限がある場合がほとんどです。お墓を建てる予定の寺院の宗派に属していなければ寺院墓地にお墓は建てられません。無宗教である場合はその寺院の檀家にならなければならない可能性があるので、気になる方は事前に調べておくと良いです。
その場合は宗派を問わない寺院墓地もあります。「それはどこにあるの?」と思う方もいると思います。その場合は全国7,000件以上の墓地・霊園からご自身にあったものを探すことのできるポータルサイトがありますのでチェックしてみてください。
民営霊園・公営霊園の場合は宗教の制限等がないのがほとんどです。「無宗教だし、檀家になりたくない」という方は霊園がオススメです。
墓地と霊園の墓石の形状の制限の違い
寺院墓地の場合は基本的にその寺院の宗派に適しているお墓を作ります(和型が多いです)。宗派にそぐわないサイズや形状を選ぶことは原則として禁止されています。
それに比べて霊園は宗教フリーですし、墓石の形状やサイズや区画の広さまで自由に選択できます。故人が好きだった色合いを選ぶこともできます。ただし、一部の霊園では全体の景観などを調整するためにサイズの上限が決められているところもあります。
墓地と霊園の交通の便の違い
結論から言いますと、交通の便は墓地の方が良い場合が多いです。というのも、都市部から外れている寺院墓地を除くとほとんどの場合は都市部にあることが多いです。それに比べて霊園は広大な敷地が必要になるため都市部から外れたところにあるのが特徴です。
とはいえ、最近では霊園も送迎バスが使えたりと交通の便は昔と比べて良くなってきている印象にあります。
そうなんです。都市部にあることから高齢の方でもアクセスしやすい状況にあるためお墓参りに行きやすいといった特徴があります。それに対して霊園だと距離があるため頻繁には行けず、お盆の時期にお墓参りに行く人でごった返します。
上記で述べた5つの違いについてまとめると、
墓地・霊園 | 寺院墓地 | 民営霊園 | 公営霊園 |
檀家制度の有無 | 有り | 無し | 無し |
経営主体 | 宗教法人(寺院) | 宗教法人・財団法人 | 地方公共団体・自治体 |
管理・運営 | 宗教法人(寺院) | 石材店などの民間業者 | 地方公共団体・自治体 |
宗教・宗派の制限 | 有り(ないところもある) | 無し | 無し |
墓石の形状の制限 | 有り | 無し(サイズは制限があるところもある) | 無し(サイズは制限があるところもある) |
交通の便 | 基本的には良い | 良くない | 良くない |
墓地・霊園のメリット・デメリット
ここでは「寺院墓地」「民営霊園」「公営霊園」のそれぞれのメリットとデメリットについて分かりやすく解説していきます。上記で述べた5つの違いの部分でおおよそ、それぞれのメリットとデメリットの見当が付いている方は飛ばしても問題ありません。
寺院墓地のメリット・デメリット
寺院墓地には檀家にならなければならなかったり、それゆえにお寺に対して寄付金などを支払う必要もあったりします。しかし、檀家になることによって僧侶から手厚い供養を受けることもできます。
・檀家になる場合がほとんどなので、僧侶から手厚く供養をしてもらえる
・法要などで気になることがある場合、僧侶に相談することができる
・交通の便が良い
・ご自身の子孫にお墓の心配をさせなくて済む
・お盆やお彼岸などのお寺の繁忙期でも優先的に対応してくれる場合が多い
四十九日の法要であったり、一周忌など葬儀以外にも色々としなければならないことは多いです。その際に毎回「何をすればいいんだろう…」「誰に相談しよう…」などと悩む手間が省けます。檀家になればお寺に訪問することによって、気になることが聞けます。
ご自身がお墓選びで悩んでいるように、この問題をうやむやにしておくと子孫がご自身と同じように悩むことになります。寺院墓地にすれば引き継ぐだけでいいので、そのような悩みを子孫にさせることは無くなります。
・檀家にならなければならないことが多く、そうなると寺院で行われる行事や活動の参加、寺院の修理等で発生する費用の負担(寄付)などを求められることがある
・墓石の形状や大きさの制限があったり、デザインの制限をしている寺院もある
寺院墓地のデメリットは「檀家になる」ということでしょう。檀家になるにも、やめるにも費用がかかってきます。
・入檀料
檀家になるために必要な費用で、初期費用と言い換えてもいいですね。約10~30万円ほどかかってきます。永代使用料の中に含まれている場合もあります。
・護寺会費(維持費)
寺院の清掃活動や寺院の維持費として年間5,000~20,000円ほどかかってきます
・寺院の行事の参加費
入檀料として含まれている場合もありますが、月に2~3回ほど行事が行われています。日程や内容(祭りや法要など)は寺院ごとに異なりますのでご自身の菩提寺(寺院)に確認をしておきましょう。その際にお布施(参加費)を渡すことが多いです。相場としては3,000~10,000円です。
・寺院の修理代
寺院には色々な施設があり、それらは檀家一同のものという考え方をします。ゆえに修理が必要になった場合は檀家から寄付をしてもらいます。強制ということではないので安心してください。
・法要の際に必要なお布施
葬儀での供養や読経・四十九日の法要・一周忌の法要などと僧侶にお世話になることはたくさんあります。その都度僧侶に支払うお布施が必要になります。相場としては、
葬儀での読経や供養:15~50万円
四十九日・一周忌の法要:3~10万円
月命日の読経:5,000~10,000円
このように説明すると「割高だから霊園にしようかな…」という方もいます。檀家であれば僧侶は決まっているのですぐに連絡をして法要の依頼をすることができますが、霊園に納骨をしていて檀家でない方は毎回僧侶を手配する必要があります。
もちろんあります。「安く済むものなら安く済ませたい」「お坊さんに多額のお布施を請求されたらどうしよう…」「お布施っていくら包めばいいのか分からない…」などと不安に思っている方も多くいます。その場合は、お坊さんを定額で呼ぶことができる利用者数No.1の僧侶手配サービスである「お坊さん便」がオススメです。こちらはお布施が定額で決まっており、お坊さんを手配されたからといって紹介料等も発生しません。
民営霊園のメリット・デメリット
民営霊園には宗教や国籍、墓石の形状の制限等がありません。自由な供養ができ、お寺の行事などに縛られないのも特徴的です。お寺とは違って、カフェや休憩所などを併設している民営霊園もありますので、寺院墓地とは異なり快適に過ごせるようになってきています。
・ほとんどすべての民営霊園で宗教や国籍の制限がない
・区画面積や墓石の形状やデザインに制限がない
・永代供養墓の設置も問題ない
・生前を含め、いつでも申し込みができる
・カフェや休憩所が併設されていたり、バリアフリーの設計がされているところもある
・最寄り駅から送迎バスが出ている民営霊園もある
永代供養墓はお墓参りをしてくれる人がいない、お墓参りに行けない方に代わってお寺や霊園が管理や供養を行ってくれるお墓のことを言います。
そんなことはありません。基本的には33回忌までとなっています。
霊園は広大な敷地を要するので郊外に作られていることが多いです。今までは車でのアクセスがほとんどでしたが、高齢化社会に伴い、最寄り駅から送迎バスを出している霊園も少なくありません。さらに、バリアフリー設計が充実していて車いすの方でもお参りできる霊園もあります。
民営霊園にもデメリットはあります。公営霊園に比べて費用が高かったり、寺院墓地に比べて交通の便が良くなかったりします。
・公営霊園に比べて費用(永代使用料・管理費等)が高い
・寺院墓地に比べて交通の便が良くない
・お墓に関して困ったことがある場合、霊園の管理事務局で相談できますが、一般的なことしか対応してもらえない(パーソナルな部分は厳しい)
霊園の管理事務局はお墓に関する一般的な説明には答えてくれますが、パーソナルな部分までは厳しいです。
公営霊園のメリット・デメリット
公営霊園は民営霊園に比べて費用(永代使用料・管理費)は安く済みます。そうなると大勢の方が公営霊園を使いたくなりますよね。ですので抽選制であることがほとんどです。
・ほとんどすべての民営霊園で宗教や国籍の制限がない
・民営霊園に比べて費用(永代使用料・管理費)が安い
・公営であるため、倒産するリスクが低い
・石材店を自由に選ぶことができる
公営霊園の最大のメリットは「価格」ですね。「費用を最大限まで抑えたい」という方はオススメできます。とはいえ、価格は地域によって異なります。言うまでもないですが、都会であれば費用は高額になります。公営霊園とはいえ、都内ですと200万円を超えてくるものもよくあります。
・寺院墓地に比べて交通の便が良くない
・費用が安いので応募多数で抽選になる可能性もある
・区画や墓石の形状やデザインを制限される可能性がある
・生前に購入できないことが多い
・公営霊園のある自治体に住民票が必要なことが多い
公営霊園は民営霊園ほど墓石の種類が豊富でない場合が多いので、墓石を多くの種類から選べないことがあります。
墓地と霊園でお墓を建てるのにかかる費用
主にかかってくる費用は4つあります。「永代使用料」「管理費」「墓石購入・設置工事代」「お布施」があります。墓地・霊園のどちらを選んだとしても上記の費用はかかってきます。よく分からないものもあると思いますので1つずつ解説していきます。
墓地・霊園の永代使用料
お墓を建てる際に必要な区画を永代使用していくために支払います。要するに「土地代」と言い換えても問題ありません。
「永代供養墓」の説明の際にも述べましたが、永遠に使えるわけではありません。永代使用というのは、お墓を受け継いで管理していく人がいればリレー形式でお墓を守っていくことができます。ただ、寺院墓地や民営墓地の場合は経営主体が倒産した場合、永代使用の権利が無くなります。
「寺院墓地」「民営霊園」「公営霊園」の費用の相場で詳しく述べますが、基本的にはお墓のある立地や区画の広さに依存するため一概には言えません。寺院墓地の場合は永代使用料の中に入檀料が含まれていることもあるのでしっかりと確認をしておきましょう。
永代使用料に「返金制度」はありません。ですので一度支払ってしまうと返ってくることはありません。都心であれば費用が高くなりますので、ご自身の親族と相談しながら決めるのが良いと言えます。
墓地・霊園の管理費
寺院墓地は既に前述していますが、護寺会費(維持費)は年間5,000~20,000円となっているところが多く、霊園の場合も管理費は年単位で支払うことが多いです。
民営霊園の場合は、年間5,000~15,000円ほどで寺院墓地とあまり変わりません。
公営霊園の場合は、年間3,000~10,000円ほどで一番安い金額設定になっています。
もちろん費用の面から見ると公営霊園のように管理費が格安であるところがいいですが、管理費の差は「質の差」に直結しています。民営霊園のように多くの人からある程度のお金をもらっているところは休憩所やカフェが併設されていて、トイレなども綺麗なことが多いです。
「費用が安い」といった側面だけで判断をしないようにしたいです。ですので墓地や霊園を決める際には見学をしてから決めるのがベストです。「資料で見たのと全然違った!」なんてことにならないためにも見学しに行きましょう。
墓地・霊園の墓石購入・設置工事代
永代使用料と並んでメインになるところです。墓石の購入と設置工事代はセットになっていることが多いです。寺院墓地と民営霊園の墓石代の相場は同じくらいの値段です。相場としては100~200万円くらいです。ただし、公営霊園の墓石代の相場は他のものと比べて安いです。相場としては70~100万円くらいです。ものによっては400~500万円を越えてくるものもありますので予算と相談しながら決めていくのがベストです。
勘の鋭い方はお分かりかもしれませんが、墓石の大きさやデザイン、使用している石材によって変わってきます。特に墓石の大きさは費用に直結してきます。寺院墓地・民営霊園は公営霊園と比べて区画が自由ですし、広いです。ゆえに墓石のサイズも大きくなる傾向にありますので費用が高くなってきます。
墓地・霊園のお布施
寺院墓地・民営霊園・公営霊園に関係なく、新しくお墓を建てた場合は開眼供養(魂入れ)を行います。僧侶によって開眼供養を行うことにより、ただの石材で作ったお墓が意味を持ちます。もしも寺院墓地を選んだのであれば僧侶を手配する必要はありません。ですが、霊園の場合は僧侶をご自身で手配する必要があります。
「僧侶はどうやって探せばいいの?」といった悩みを持たれている方はかなり多いです。とはいえ「安く済むものなら安く済ませたい」「お坊さんのつてがない…」などと不安に思っている方も多くいます。その場合は、お坊さんを定額で呼ぶことができる利用者数No.1の僧侶手配サービスである「お坊さん便」がオススメです。こちらはお布施が定額で決まっており、お坊さんを手配されたからといって紹介料等も発生しません。
「お坊さん便」では初回利用35,000円で交通費込みになっていて、開眼供養に関する全てのことができます。通常は「お布施」として3~10万円が相場です。「安く済ませられるのなら安くしたい!」という方にはオススメできるサービスです。
墓地や霊園にお墓を建てる際の費用の相場
「寺院墓地」「民営霊園」「公営霊園」の3つでかかる費用の概算をまとめました。お墓の大きさや墓地・霊園の立地によっても変動してくる部分が大きいのであくまでも概算として参考にしてください。
墓地・霊園 | 寺院墓地 | 民営霊園 | 公営霊園 |
入檀料 | 10~30万円 | 無し | 無し |
永代使用料 | 100~400万円 | 50~300万円 | 50~200万円 |
管理費(年間) | 5,000~20,000円 | 5,000~15,000円 | 3,000~10,000円 |
墓石代(工事費込み) | 100~200万円 | 100~200万円 | 100~200万円 |
お布施(開眼供養のため) | 30,000~100,000円 | 35,000円 | 35,000円 |
合計 | 220~650万円 | 160~500万円 | 160~400万円 |
やはり寺院墓地が一番高くなりましたね。その次にあまり費用の変わらない民営霊園で、一番安いのは公営霊園でした。墓石代に関してですが、ご自身で選ぶ墓石によって費用は変わってきます。安いものだと50万円くらいで手に入ります。
このように考えている方はかなり多いです。その場合は日本全国の霊園に見学しにいくこともでき、資料請求もできる「いいお墓」で探してみるのが良いでしょう。墓石の価格帯は50万円・80万円・120万円と良心的な価格設定がされているので気になる方はお近くの霊園を調べてみてくださいね。
まとめ
この記事では、「墓地と霊園の違い」について寺院墓地・民営霊園・公営霊園に関連するところを中心に分かりやすく解説してきましたが、理解できましたでしょうか?今回解説したことをまとめていきましょう。
・墓地と霊園の違いは「檀家制度」「経営主体」「主教の制限」「墓石の形状」「交通の便」がある
・墓地は寺院墓地、霊園は民営霊園と公営霊園に分けられる
・墓地と霊園の一番の違いは「檀家制度の有無」
・基本的に寺院墓地を選択するとそのお寺の檀家になる必要がある
・寺院墓地は宗教の制限がある場合が多い。霊園は宗教の制限がないことが多い
・墓石の形状の制限については民営霊園が一番自由
・寺院墓地は都心部にあることが多いので交通の便が良い、それに対して霊園は郊外にあることが多いので交通の便が良くない
・寺院墓地のメリット
僧侶から手厚く供養してもらえる
法要などで困ったら僧侶に相談ができる
子孫にお墓の心配をさせなくて済む
お盆などのお寺の繁忙期でも優先的に対応してくれる場合が多い
・寺院墓地のデメリット
檀家にならなければならないことが多く、寄付などをする必要がある
墓石の形状やデザイン、大きさを制限される場合が多い
・民営霊園のメリット
宗教や国籍の制限がない
区画面積や墓石の形状等が自由
生前でも購入できる
カフェや休憩所が併設されている場合が多い
・民営霊園のデメリット
公営霊園に比べてかかってくる費用が高い
・公営霊園のメリット
寺院墓地や民営霊園に比べて費用が安い
地方公共団体・自治体などによる経営なので倒産するリスクが低い
石材店を自由に選ぶことができる
・公営霊園のデメリット
費用が安いので応募多数で抽選になる可能性もある
区画や墓石の形状を制限される可能性がある
生前に購入できないことが多い
・お墓を建てる際にかかってくる費用は「永代使用料」「管理費」「墓石購入・設置工事代」「お布施」がある
・お墓を建てるのにトータルで一番安いのは「公営霊園」
いかがでしたでしょうか。「墓地と霊園の違い」についてしっかりと理解出来ましたか?「寺院墓地・民営霊園・公営霊園」にはたくさんの「違い」や「ルール」があったと思います。「安さを取って手間がかかるか」「手間を最小限に抑える代わりに費用がかかってくるのか」と思った方もいると思います。お墓選びで一番大事なのは「費用」でもなければ「手間がかからない」ことでもありません。皆さんが故人と再開し、安心して会話できる場所を作ることです。故人の気持ちや今後何十年のことを考えて納得のいくように墓地・霊園を選んで欲しいと思っています。葬儀・仏壇・お墓・相続には色々なルールがあります。皆さんが葬儀等で困るであろう状況を解決するために有益な情報を発信していますので、気になる方は他の記事もご覧ください。
「墓地と霊園の違いって何?」
「それぞれのメリットとデメリットについて知りたい!」
「お墓を建てるのにどのような費用がかかってくるの?」
「墓地と霊園で一番安いのを教えて!」
などの悩みや疑問を解決できますよ。