「この前葬儀に参列したときに、聞きなれない言葉が聞こえてきた」「葬儀で親族を呼ぶときの呼び方が分からない…」なんてことはよくあることです。このページを読むことによって、葬儀における祖母や親族の呼び方を間違えることなく葬儀に参列できます。
「とにかく早く弔電を送りたい!」「インターネットで弔電を送るためのオススメはないの?」という方には、当日配達も可能な弔電サービスをご紹介致します。併せて供花も送れますので、葬儀に参列できなくても弔意を示すことができます。こちらのサービスは、NTTの価格の1/3ですので「安くしたい!」という方にはオススメです。
目次
葬儀における祖母の呼び方
葬儀における祖母の呼び方は「ご祖母様(ごそぼさま)」「おばあ様」などと呼ぶことが多いです。要するに敬称を付けるべきということですね。このときの祖母は喪主から見たときの祖母のことを呼ぶようにしましょう。
弔電を送る方法は「電話」「郵便局」「インターネット」の3種類の方法があり、このページでオススメしているのは、金額が安い「インターネット」です。弔電の金額の相場は1,500~10,000円で、供花や線香を併せて贈ると上記の金額よりも高くなります。
このページを読むことによって、読者の皆さんが得られる知識を、このページの流れとともにまとめておきます。
・葬儀における祖母の呼び方が分かる
・葬儀における親族(一親等や二親等以上の人)の呼び方を知れる
・敬称は誰目線でつければいいのか分かる
・弔電を送る方法が3種類あり、それぞれのメリットを知れる
・弔電を送るときに使ってはいけない言葉が分かる
葬儀における親族の呼び方
親族の呼び方も同様で、「喪主から見たときの関係」ということを忘れないでくださいね。例えば、ご自身が喪主の甥だとして、喪主の母が亡くなったとします。そのときに、「ご祖母様」と言うのは間違いです。
このとき、喪主から見ると故人は母になるので、「ご母堂様(ごぼどうさま)」などと敬称を付けて呼ぶ必要があります。
葬儀における一親等の親族の呼び方
一親等の親族は、喪主の父母・子供・喪主の配偶者・配偶者の父母が当てはまります。
父
ご尊父様(ごそんぷさま)・お父上様・お父様
母
ご母堂様(ごぼどうさま)・お母上様・お母さま
子(息子)
ご子息様(ごしそくさま)・ご令息様(ごれいそくさま)
子(娘)
ご息女様(ごそくじょさま)・ご令嬢様(ごれいじょうさま)・お嬢様
配偶者(夫)
ご主人様(ごしゅじんさま)・旦那様・ご夫君様(ごふくんさま)
配偶者(妻)
ご令室様(ごれいしつさま)・奥様・ご令閨様(ごれいけいさま)
配偶者(夫)の父(義理の父)
お舅様(おしゅうとさま)・お父上様・お父様
配偶者(妻)の父(義理の父)
ご外父様(ごがいふさま)・ご岳父様(ごがくふさま)・お父上様・お父様
配偶者(夫)の母(義理の母)
お姑様(おしゅうとさま)・お母上様・お母様
配偶者(妻)の母(義理の母)
ご外母様(ごがいぼさま)・ご岳母様(ごがくぼさま)・お母上様・お母様
夫の父母・妻の父母によって呼び名が変わるのは驚いたかもしれません。ですが、共通して「お父上様」「お父様」「お母上様」「お母様」としておくことによって、この間違えやすい敬称を回避することができます。
息子や娘に関しては、「長男」「次男」「長女」「次女」などの序列によって、呼び方が変わることはありません。ですので、子供は全て同じ扱いをします。
葬儀における二親等以上の親族の呼び方
二親等は、「兄弟姉妹(義理の兄弟を含む)」「祖父母」「孫」が当てはまります。それ以上で、呼ぶ可能性がある人物は、「伯父・叔父」「伯母・叔母」でしょう。1つずつ確認していきましょう。
兄(義理の兄も含む)
ご令兄様(ごれいけいさま)・兄上様・お兄様
弟(義理の弟も含む)
ご令弟様(ごれいていさま)・ご弟様(ごおとうとさま)
姉(義理の姉も含む)
ご令姉様(ごれいしさま)・姉上様・お姉様
妹(義理の妹も含む)
ご令妹様(ごれいまいさま)・お妹様
孫
ご令孫様(ごれいそんさま)
伯父(父母の兄)
伯父様(おじさま)・伯父上様(おじうえさま)
伯母(父母の姉)
伯母様(おばさま)・叔母上様(おばうえさま)
叔父(父母の弟)
叔父様(おじさま)
叔母(父母の妹)
叔母様(おばさま)
一親等の親族のときと比べて、呼びやすい敬称が多かったと思います。使用頻度に関しても一親等の方が圧倒的に多いです。
葬儀の弔電を送る方法
弔電は、通夜や葬儀に参列することができない場合に、お悔やみの言葉を伝えるために行うものです。通夜や葬儀に参列して、遺族の方に直接お悔やみの言葉を伝えることができる場合は、弔電を送る必要はありません。
弔電を送る方法は3つありまして、「電話」「郵便局」「インターネット」の3つです。電話は時間がなく、「緊急事態」のときに使うのに適しています。郵便局であれば手書きの文字を送ることもできます。インターネットは電話をする時間のない方や、供花も併せて送りたい方にはオススメです。
「とにかく早く弔電を送りたい!」「インターネットで弔電を送るためのオススメはないの?」という方には、当日配達も可能な弔電サービスをご紹介致します。併せて供花も送れますので便利なサービスとなっています。「NTTで送ることのできるサービスがあるからそっちにしたい!」という方もいると思います。ですが、こちらのサービスは、NTTの価格の1/3ですので「安くしたい!」という方にはオススメできます。
葬儀の弔電はいつまでに送ればいいのか?
通夜や葬儀の前までに送るのが基本です。通夜に間に合いそうになければ葬儀(告別式)までに送るようにしましょう。自宅で行われている場合は、遺族も準備で忙しいので、通夜や葬儀の直前に送らないようにしましょう。
電話の場合ですと、19時までに115番にかけると当日に間に合います。
インターネットの場合ですと、種類によりますが、当日~翌日以降がメインです。
葬儀の弔電をインターネットで送るには
最初にこちらの弔電サイトを開きます。台紙を選びます(台紙の種類によって金額が異なります)。通夜・葬儀(告別式)の会場・日時・喪主の名前等を確認しておき、必要事項を入力していきます。お支払いを済ませれば終了です。
到着までに要する期間は、選ぶ商品や、送り先の住所にもよります。早めに動いておくと安心です。
こちらの弔電サイトを利用すれば台紙を購入するだけで、350文字分のメッセージを無料で入れることができます。
弔電の金額の相場は、1,500円~10,000円ほどです。この弔電に併せて供花を贈ることもよくあります。親しい関係の人には贈ると喜ばれます。
葬儀の弔電を送るときに気を付けたいこと
弔電を送るときに気を付けたいのは「言葉」です。葬儀の場では縁起の悪い言葉は嫌われます。このページでは葬儀の場で言う言葉としてふさわしくないものを紹介します。避けるべき言葉は
「忌み言葉(いみことば)」
「縁起が悪いとされている言葉」
「宗教上好まれない言葉」
の3つです。この言葉を使用して弔電を送ると「常識のない人」と思われるので気を付けるようにしましょう。
葬儀の弔電で避けるべき忌み言葉
忌み言葉(いみことば)とは、同じ言葉の繰り返し(ますます・重ね重ねなど)や、「生」や「死」を直接連想させてしまう言葉や数字(4や9)などを指します。
同じ言葉の繰り返し
「ますます」「重ね重ね」「たびたび」「しばしば」「つぎつぎ」「再三」「追って」など
→良くないことが続いてしまうように感じるため
「生」や「死」を直接連想させてしまう言葉や数字
「生存」「生きる」→「生前」
「死亡」「死ぬ」→「逝去」
「悲しむ」→「傷心」「痛恨」
「4」「9」→4は死を表し、9は苦しみを表します。言い換えるのであれば「よん、よっつ」「きゅう、ここのつ」と言い換えるべき
生存や死亡などは直接的でよくない表現ですので、「生前」や「逝去」と言い換えるようにしましょう。
葬儀の弔電で避けるべき縁起の悪い言葉
「浅い」「薄い」「終わる」「壊れる」「辛い」「大変」などの縁起の悪いとされている言葉を弔辞で話すのはよくないとされています。
葬儀の弔電で避けるべき宗教上好まれない言葉
遺族の宗教や宗派によっては使わない方が良い言葉があります。
仏教で使う「供養」「成仏」「冥福」などの言葉は、神道やキリスト教では使用しません。
よく使われる「ご冥福をお祈りいたします」という言葉はキリスト教はもちろん、仏教の宗派の1つである「浄土真宗」でも使うのは好ましくないです。逆もしかりで、「天国」はキリスト教の言葉なので仏教では使用しない方が安全です。
現代は避けるべき言葉に対して「比較的寛容」であると言えます。ですが、受け取る人(遺族)がどう感じるかによって、あなたの評価が「常識のある人」となるか「常識のない失礼な人」となるか決まってきます。このページで述べた縁起の悪い言葉などは最低限押さえておきましょう。
まとめ
このページでは、「葬儀における祖母の呼び方」について「敬称」や「弔電」に関連するところを中心に分かりやすく解説してきましたが、理解できましたでしょうか?今回解説したことをまとめていきましょう。
・葬儀における祖母の呼び方は「ご祖母様」「おばあ様」など
・敬称は喪主から見た立ち位置の人に対して付ける
・弔電を送る方法は、「電話」「郵便局」「インターネット」の3種類
・弔電は通夜や葬儀の開始前までに到着するように送る。直前すぎてもダメ
・弔電の金額の相場は1,500~10,000円程度で、これに併せて供花などを贈るともっと高額になる
・弔電を送るときに、避けておきたい言葉は「忌み言葉」「縁起の悪い言葉」「宗教上避けておきたい言葉」がある
いかがでしたでしょうか。「葬儀における祖母の呼び方」についてしっかりと理解出来ましたか?「敬称」や「弔電」にはたくさんのマナーがあったと思います。「呼び方が難しい」「少し面倒かも…」と思った方もいると思います。葬儀で大事にしたいのは参列者の気持ちではなく、遺族の気持ちです。故人の死を遺族と参列者の皆さんでしっかりと受け止めて、故人との最後のひと時を良いものにして頂きたいです。葬儀・仏壇・お墓・相続には色々なルールがあります。皆さんが葬儀等で困るであろう状況を解決するために有益な情報を発信していますので、気になる方は他の記事もご覧ください。
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などの悩みや疑問を解決できますよ。