位牌の選び方に宗派が関係?通販でも大丈夫?失敗しない為に徹底解説

皆さんは位牌の読み方をご存じでしょうか?位牌(いはい)と読みます。位牌とは「故人そのもの」です。そのような大事なものを簡単に決めようとしていないですか?最近の位牌はデザインやカラフルな色などとたくさんの種類がある為、「何を選べばいいのだろう?」と悩まれる方が多くいらっしゃいます。この記事を読んで皆さんが故人にふさわしい位牌を選んで頂ければ幸いです。

終活ドクター
この記事を読むと、
位牌って何なの?」
「位牌ってそもそも必要なの?」
「位牌を選ぶ際の基準について知りたい!」
「位牌は通販で購入しても大丈夫?オススメも知りたい!」
「位牌に関する注意点よくある質問について知りたい!」
などの悩みや疑問を解決できますよ。

位牌の選び方とは

葬儀に用いる白木の位牌は四十九日までの仮の位牌であり、四十九日の法要が行われる前までに漆塗りの本位牌に替える必要があります。戒名を入れる場合には2週間ほどの期間を要するので、早めに仏壇店に依頼する、もしくは通販で購入しておくことが大切です。その後、班位牌を仏壇に安置するので、仏壇がない方はこちらも早めに揃えておく方が安心です。

とはいえ、「仏壇もないし、位牌もない!どうしたらいいの?」という方もいると思います。その場合は仏壇を最初に購入することが大切です。その場合は、日本最大級の仏壇店サイトで、全国8,000件以上の仏壇店からご自身のご希望の仏壇をご紹介できる「いい仏壇」というサイトを利用するのがオススメです。「クーポン」「お問い合わせ」「資料請求」などは全て無料ですので安心して利用できます。今なら最大10万円分のギフトカードがプレゼントされますので、気になる方は今すぐチェック!

位牌を選ぶ際に気を付けたいのが位牌の「大きさ」です。御本尊(宗派ごとに信仰している対象のこと、阿弥陀如来など)や先祖よりも大きな位牌を選ばないことがポイントです。位牌は宗派によって種類が決まっていませんので自由に故人にあったものを選ぶことができます。

この記事を読むことによって読者の皆さんが得られる知識をこの記事の流れとともにまとめておきます。

この記事を読むことによって得られる知識(記事の流れ)

・位牌は必ずしも必要でないことが分かる

・位牌を持つことによるメリットデメリットを知れる

・宗派別に揃えるべき位牌が変わるのかどうかが分かる

・位牌を通販で購入していいのかを知れて、オススメをこの場で購入できる

・位牌に関する注意点よくある質問を知ることができる

終活ドクター
この記事を読むことによって得られる知識も分かったと思います。次に、「位牌とは何か」について解説していきます。

位牌とは何か

結論から言いますと、位牌は「故人そのもの」です。位牌とは、戒名(故人の死後僧侶が付ける名前)や法名が書かれた木札のことです。位牌には故人の霊が宿るとされていて、依り代(よりしろ)と言われています。要するに、故人の居場所のようなものですので、故人の名前などが記されたただの木札と思っているのであれば大間違いです。だからこそ位牌を選ぶのには悩みますし、こうやって調べているのだと思います。

最近では色々なデザイン大きさがあるので悩まれている方が多くなってきています。この記事を読めば位牌を上手に選ぶことができるので安心してくださいね。

位牌の種類は3種類(仮位牌・本位牌・寺位牌)

位牌にはそもそも3つの種類があります。それは「仮位牌」「本位牌」「寺位牌」の3つです。仮位牌(白木位牌)と言って、故人の死後四十九日までの間仮位牌を使用します。葬儀やその後の祭壇に祀っておく位牌です。四十九日の法要後、本位牌という漆塗りのものに変更します。故人が亡くなってから四十九日の間は故人の魂がまだこの世にありますので仮位牌を使います。

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なんで本位牌に替えなければいけないの?

故人の死後四十九日の間は祭壇に仮位牌や故人の写真などを飾って故人の死を偲びますが、四十九日の法要後は遺族も故人の死を受け入れて前に進まなくてはなりません。その際に四十九日までの間使用していた祭壇を片付けて、仮位牌(白木位牌)から本位牌に替えます。本位牌は仏壇に安置しますのでサイズの大きい仮位牌(白木位牌)ではアンバランスなサイズになってしまう(御本尊よりも大きくなってしまう)ため本位牌に替えるのがベターです。

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使い終わった仮位牌(白木位牌)はどうすればいいの?

基本的には四十九日の法要をしてくれた僧侶(お坊さん)に尋ねてみましょう。大きく2つのパターンがあり、「お寺にて炊き上げてしまう」「お墓に納める」のどちらかがメジャーです。

「寺位牌」とはお寺に位牌を供養・安置をしてもらうことを言います。自宅にある本位牌をお寺に安置することもできますし、別で新しく作ってお寺に安置することもできます。

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どういった人が「寺位牌」を利用するの?

勘の鋭い方は予想が付いているかもしれませんが、仏壇が無くて購入する予定のない方や、供養をしてくれる人がいない場合に代わりにお寺の僧侶が供養・安置してくれるもので、「永代供養」と考え方は同じです。永代供養はお墓のない方が「納骨」するのに使用して、寺位牌は位牌をお寺に安置することを言います。

「寺位牌を選びたいんだけどその前にお坊さんに戒名を付けてもらったりしたい場合お坊さんはどこに連絡すればいいの?」

このように思っている方はたくさんいると思います。とはいえ

「安く済むものなら安く済ませたい」

「お坊さんに多額のお布施を請求されたらどうしよう…」

などと不安に思っている方も多くいます。その場合は、お坊さんを定額で呼ぶことができる利用者数No.1の僧侶手配サービスである「お坊さん便」がオススメです。こちらはお布施が定額で決まっており、お坊さんを手配されたからといって紹介料等も発生しません

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位牌とは何か?仮位牌・本位牌・寺位牌について理解ができたと思います。次に、「位牌ってそもそもいるのか」についてメリットとデメリットを出しながら解説していきます。

位牌っているの?いらないの?

結論から言いますと、位牌は「あってもなくても問題ない(ご自身が決めること)」と言えます。というのも、故人の遺志や菩提寺(先祖代々お世話になっているお寺)の僧侶が位牌を持つことを助言してくるかもしれません。「位牌があれば〇〇ができる」「位牌がないから〇〇できない」といったことはない(メンタル面ではありますが物理的にはということです)からです。位牌は「故人そのもの」と前述しましたが、位牌があることによって故人を思い出すことができますし、いつでも故人に逢うことができます。とはいえ、故人の死を思い出してしまい悲しくなってきてしまうこともあり得ます。

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そんなこと言われても選べないよ…

「自由」であるがゆえに選びにくいと思いますので、位牌があることによるメリットデメリットについて解説していきます。

位牌があることによるメリット

・いつでも故人を思い出すことができる

供養の対象にできる

・故人を身近に感じることができる

位牌がないことによるデメリット

・故人の遺した物や思い出に思いを馳せるしかなくなる(よりどころが無くなる)

他の親族の死が位牌がないことによって起きてしまったと紐づけてしまう

これを見て頂いて分かるように、ご自身やその家族のメンタル面に依るところが大きいです。「それでもどうすればいいのか分からない」という方は親族・家族・僧侶に相談してみると良いでしょう。

浄土真宗は位牌が必要ない

上記では説明を省きましたが、仏教の宗派の1つで、一番多い「浄土真宗」では位牌が必要有りません。その理由としては「浄土真宗の教え」に依るところが大きいです。過去帳や法名軸が位牌の代わりとなっていることが多いですが、現在では浄土真宗であっても位牌を安置する方も多くいます。こちらに関しても絶対はないので、ご家族や親族と話し合うのが良いでしょう。

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「位牌は必要なのか」について理解できたでしょうか。決めかねている方は他の方と相談してみましょう。とはいえ位牌は「故人そのもの」ですので用意する方が多いです。次に、この記事のメイントピックである「位牌は何を基準に選ぶべきか?」について解説していきます。

位牌は何を基準に選べばいいの?

結論から言いますと、「位牌は大きさのみ注意」する必要があります。宗派によってデザインや形などの決まりはないので、故人にあったものを選んであげることが大切です。

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大きさは何を基準に選べばいいの?

「先祖の位牌の大きさ」「ご自身が持っている、または購入予定の仏壇の大きさ」を考慮します。既に先祖の位牌があるのであれば、先祖の位牌よりも大きいものは選ばないようにします。先祖と同じ位牌の大きさか、小さい物を選びます。仏壇を既に持っている方はその仏壇にあった大きさの位牌を選ぶようにしましょう。ゆえに、仏壇が無くてこれから決めようとしている方は位牌の大きさよりも仏壇を決めてから位牌を決めることが大切です。

位牌を選ぶ際の大きさの基準

位牌はcmやmではなく「寸」という単位を使って表していることが多いです。位牌の大きさは2寸~8寸までありまして、1寸は約3cmです。ゆえに、最小6cm~24cmまであるということですね。

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位牌って最大でも24cmしかないの?

そんなことはありません。ここでいう寸という単位は札の高さを表すものなので、位牌全体の大きさということではありません。位牌は「札」「台座」に分けられます。札というのは戒名が書かれていたりするもので、台座は札を立てるための台です。

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札の大きさは何寸がオススメなの?

仏壇の大きさに依るところが大きいので一概には言えませんが、大体の方が4寸~5寸を選ぶ傾向にあります。大きめの仏壇を購入されている場合は5寸以上の位牌を探してみると良いでしょう。とはいえ、「御本尊」「先祖の位牌」の大きさを越えないようにします。先祖の位牌が安置されている方はデザインや大きさも合わせてしまう事が多いです。

先祖よりも大きな位牌は選ばない

基本的には「先祖よりも大きな位牌を選ばない」ことが重要ということは前述していますが、故人の「生前の功績」などによっては先祖よりも大きな位牌を選ぶことはあります。既に先祖の位牌がある場合はデザインや大きさなどを同じにすることはよくあることです。先祖の位牌よりも大きくなければいいので、同じ大きさでも問題はありません。

繰り出し位牌(回出位牌)といって、先祖の位牌が多くなってきた場合に1つにまとめることもできますので同じデザインや大きさであればとっても楽です。安置する位置(仏壇に置く位置)などを変えることによって先祖と故人の見分けを付けられるようにしておくと良いでしょう。

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先祖の位牌が無くて新しい仏壇であればどんな大きさでもいいの?

それは違います。仏壇には「ご本尊」といって宗派によって信仰する対象がそれぞれいます。例えば、天台宗であれば「阿弥陀如来」であったり、曹洞宗であれば「釈迦如来」などと色々とあります。基本的には仏壇の真ん中に安置されているわけですが、位牌はそのご本尊の大きさよりも大きくてはいけません。

位牌の大きさを揃える

位牌の大きさを揃えることも前述していますが、大切です。特に故人の「兄弟姉妹」「夫婦」に関しては同じ大きさに揃えてあげる方が良いでしょう。この場合も特に功績を残された方は別です。夫婦も同じデザインや大きさを揃えておくと後々位牌をまとめる際に手間が省けます。

夫婦の位牌の大きさも同じ大きさにするのが一般的です。本来、位牌というのは1人に一つずつ作るものですが、夫婦の場合は連名にすることもできます。戒名に関しては夫の戒名が右側妻の戒名が左側にくるようにします。位牌の裏側には俗名(生前の頃の名前)を入れます。この時にも右側が夫、左側が妻がくるようにします。

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夫婦が同時に亡くなることはほとんどないからその場合は片方を空けておくの?

いえ、片側を空けた状態で位牌を作ることはしません。片方(夫もしくは妻)の位牌を作り、残っている方が亡くなられた場合、夫婦連名の位牌を新しく作成します。

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いらなくなった位牌(夫もしくは妻の位牌)はどうすればいいの?

2つの方法があります。「お寺で位牌を焚き上げてもらう」「仏壇屋に相談する」この2つがあります。お世話になっているお寺があればそちらでやってもらいましょう。「お世話になっているお寺や僧侶がいない場合はどうすればいいの?」という方もいると思います。その場合はお坊さんを手配できるサービスがありますのでチェックしてみてください。

仏壇屋に相談する場合は新しく夫婦連名の位牌を作る際に相談してみると良いでしょう。

位牌を選ぶ際に知っておきたいデザインの種類

位牌を選ぶ際に「大きさ」には注意してください。と前述しました。とはいえ、デザインもどのようなものがあるのか気になっている方もいると思います。仮位牌(白木位牌)は葬儀社が用意してくれる場合がほとんどですが、本位牌に関してはご自身で準備(購入)をする必要があります。本位牌は4種類あって、

「塗り位牌」

「唐木位牌(からきいはい)」

「天然木位牌(てんねんもくいはい)」

「モダン位牌」

これら4つの位牌のデザインがあります。値段はどれも質を追求するとピンキリですので値段の相場に関してはここでは言及しません。位牌の相場としては、20,000~150,000円が多いです。高いものを選びたい方はそれ以上の位牌を購入されることがあります。

4つの本位牌の特徴

塗り位牌
位牌の定番です。定番であるがゆえに値段の幅もかなり広いです。写真で見ると全て同じように見えますが、「塗りの丁寧さ」「装飾のきめ細かさ」が違います。ランクは3つあり上から順に「呂色塗り(ろいろぬり)」「上塗り(じょうぬり)」「普通塗り」の3つです。

唐木位牌
海外から輸入される銘木を使用しています。黒檀(こくたん)・紫檀(したん)・白檀(びゃくだん)・欅(けやき)などを材料として作られた位牌です。硬度が高く、耐久性も強いです。菌や虫が付きにくく、乾燥性も高いことが特徴です。黒檀や紫檀は日本三大銘木と言われている高級銘木で、無垢材(木材を切り貼りしていないもの)から作られているため見た目以上の重量感を味わうことができます。

天然木位牌
天然木で作られた位牌のことで、「サクラ」「カエデ」「ひのき」が代表的なものです。天然木位牌は種類も多く、故人の好きだった木などを位牌にしてもいいのかもしれません。インテリアにも合いやすくなっています。

モダン位牌
モダンというので現代風で自由な位牌です。ガラスクリスタルで作られているものも多く、上記の3つと比べてかなりデザイン性の高い位牌になっています。新しく仏壇を購入予定でかつインテリアを気にされている方であればモダン位牌がオススメです。

位牌の種類は宗派によって違う?

結論から言いますと、位牌の種類は宗派によって「違いません」前述しているように、浄土真宗だけは位牌が必要ないので別物としておきますが、その他の宗派で位牌の種類に決まりがあったりしません。

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位牌を選ぶ際の基準がお分かり頂けたと思います。位牌の大きさはデザインや位牌の種類よりも重要です。最初に仏壇を決めてから位牌を選ぶことをオススメします。次に、「位牌を通販で購入しても大丈夫なのか」について解説していきます。

位牌を通販で購入しても大丈夫なの?

位牌は通販で購入しても問題ありません。というのも、後述していますが位牌は「開眼供養(魂入れ)」をしてから初めて供養の対象になります。ということは、開眼供養する前の位牌はただの商品にすぎません。なので通販で購入しても問題ないのです。ただし、四十九日の法要で僧侶に開眼供養をしてもらうので、それまでには本位牌を手にしていることが必須です。

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本位牌を購入してから届くまでにかかる時間ってどのくらい?

これからご紹介する位牌は7日~10日でご自宅にお届けできますが、万が一のこともあるので余裕を持って2週間前までに購入しておくのが良いでしょう。

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戒名の文字入れとかってちゃんとやってくれるの?

文字入れなど全て込みでの金額となっています(ものによっては異なるので確認してみてください)。あとは到着した位牌を四十九日の法要に持参して僧侶に魂入れをしてもらうだけです。

位牌の費用の相場ってどのくらい?

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費用って全て込みでどのくらいかかるの?

塗り位牌であれば安いもので10,000円以上、唐木位牌や天然木位牌は価格が少し上がって30,000~50,000円ほどかかってきます。モダン位牌であれば素材などによりますが、安くても30,000円で、良いものですと100,000万円は超えてきます。文字入れから何から付いてこのお値段です。

位牌を通販で購入する際のオススメ

位牌を通販で購入できることはおわかり頂けたと思います。こちらに位牌のオススメについて4つ載せておきます。以下に載せるものについてはAmazonでも多くの方から支持されている人気商品ばかりです。塗り位牌・唐木位牌・モダン位牌を挙げています。

1.塗り位牌 会津塗4寸
国産位牌の金粉で装飾され、黒で統一された洗礼された一品です。5年間は無料の保証が付いています。
会津位牌は5工程を経て作られています。【1】木地乾燥(半年~1年)【2】木地化工(約1カ月)【3】彫刻(約1カ月)【4】塗り(約1カ月)【5】装飾(約1カ月)この様な工程を踏んで仕上げることにより、長い間安心してお使い頂ける位牌になります。お値段は24,300円お手頃価格です。手に入れるなら送料無料の今です。


2.塗り位牌 会津塗
伝統的な位牌のため色タイプです。ドッシリとやや広い台座の位牌です。主に関東方面に多い型で根強い人気があります。台座に金色の部分が少なく金色部分は金粉で仕上げられています。本金粉を使っていますので変色などの心配なく 長く大切に御供養頂ける一品になっています。お値段は19,764円と1つ目の塗り位牌と比べてもかなりお安くなっています。
3.唐木位牌 黒檀 4寸
天然唐木無垢材使用、材質の木目を活かした位牌です。材木には高級な黒檀や紫檀が使われています、極めて硬く、耐久性に優れています。国内(会津)職人が真心の込めて、丁寧に仕上げられた製品となっています。材木の乾燥から仕上げまで約一年もかけて、細部まで繊細な仕上がりです。お値段は31,700円と「唐木位牌」の中では安い部類に入る商品になっています。
4.モダン位牌 京仏壇はやし 3.5~5寸
モダン位牌綺羅(きら)は直線的なスタイリッシュなデザインと塗りの魅力を追求した新しい位牌です。台座の装飾で使用する金は、すべて金沢産の純度約99%「五毛色金粉」を使用しており、金の艶やかさと荘厳さを表現しております。ロイヤルブルー、ロイヤルレッド、ロイヤルグリーン、ブラックとカラーバリエーションも豊富で仏壇に合わせてお好みの色をお選びいただけます。サイズもご自身の仏壇に合わせることができるように3.5~5寸まで選べますのでご相談の上ご購入ください。お値段は109,836円とモダン位牌の中では中級に入るものとなっています。
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通販で位牌を購入する際のオススメもおわかり頂けたと思います。「開眼供養」という言葉が出てきましたが、これについて詳しく解説していきます。

位牌を作ったあとは開眼供養(魂入れ)をする

位牌を作り、ご自宅に到着した後は四十九日の法要にて僧侶(お坊さん)に仮位牌(白木位牌)から本位牌へと「開眼供養(魂入れ)」をしてもらう必要があります。これが終わるとただの商品であった本位牌が故人のよりどころとなる位牌へと変わります。魂を入れることにより位牌は供養の対象になります。ゆえに、処分する際は魂を抜いて元に戻してもらう必要があります。

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開眼供養(魂入れ)をすることによって位牌は故人のよりどころになることが分かったと思います。次に、先祖の位牌が既にたくさんあって故人の位牌を安置する場所がない方位牌を処分したい方に対して解決策をお教えします。

古い位牌がたくさんある場合の対処方法

「位牌の処分ってどうすればいいの?」

「先祖たちの位牌で仏壇に置ききれない」

といった疑問やお悩みをお持ちの方はたくさんいらっしゃいます。1つずつ解説していくと、「位牌の処分」には2つの方法があります。それは、

「位牌購入時に仏壇屋に相談する」

「お寺で位牌を焚き上げてもらう」

以上の2つです。お世話になっているお寺があればそちらでやってもらいましょう。「お世話になっているお寺や僧侶がいない場合はどうすればいいの?」という方もいると思います。その場合はお坊さんを手配できるサービスがありますのでチェックしてみてください。

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先祖たちの位牌を処分したくないんだけど…

このようにお考えの方もいらっしゃいます。その場合は「回出位牌(くりだしいはい)」を用いると良いでしょう。回出位牌(繰り出し位牌)は複数の位牌を1つにまとめたものです。これでスペースを取る位牌を複数まとめて収納することができます。

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繰り出し位牌はどこで購入すればいいの?

こちらも通販で購入することができます。もちろん名入れも可能なので参考にしてみてください。

1.塗り位牌 会津塗 回出位牌 10枚
白木板9枚と黒塗り板一枚の合計10枚です。黒塗りの一枚は、一般的に「○○家先祖代々之霊位」と入れます。彫り/書き対応可能、白木板は書きのみの対応になります。サイズは3寸となっています。塗り位牌500年の歴史を誇る会津メーカーの一品となっているので丁寧さが違います。お値段は73,700円となっており、回出位牌の中では一般的な値段です。

2.唐木位牌 回出位牌 7枚
唐木のしっとりとした艶が高級感を生む唐木繰り出し位牌です。黒檀の目の詰まったズシリとした重厚感と安定感は 唐木無垢材の証であり、大きな魅力のひとつです。天然木の黒檀は、遠目には黒い木肌に見えますが よく見ると、黒地に流れる茶の木目があり 優雅な高級感を感じることができます。お値段は34,980円と唐木位牌の中ではかなりリーズナブルな価格です。配送料も無料ですので気になる方はお早めにお買い求めください。
3.モダン位牌 回出位牌
優徳回出は直線と曲線の美しさを融合させたデザインで、シンプルでありながらも人気のある位牌です。また、ブラウン・ローズ・ダークグリーンの3色を取り揃えているため、どの様なタイプのお仏壇にも合わせて頂けます。 材料の花梨は木目が美しく、また木質は重厚で耐久性に優れているためお位牌のように、長く使っていただくものの素材として最適で、安心してご利用いただけます。お値段は53,784円とモダン位牌にしてはかなり安い方です。配送料も無料ですので気になる方はお早めにお買い求めください。
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複数ある位牌の処分には頭を悩ませると思います。位牌の処分方法・位牌をまとめる方法の2つの理解はできましたでしょうか。次に、位牌に関するよくある質問について解説していきます。

位牌に関するよくある質問

今回ご紹介するよくある質問は、3つあります。

「位牌をお祀りする場所はどこ?」

「位牌には戒名の文字入れをしなければならないの?」

「同一人物の位牌を複数作成してもいいの?」

これらに関して1つずつ分かりやすく解説していきます。

位牌をお祀りする場所はどこ?

位牌をお祀り(安置)する場所は「仏壇の中の御本尊の左右またはそれよりも低い段」にお祀り(安置)する必要があります。御本尊とは、皆さんが信仰している宗派の信仰対象(阿弥陀如来や釈迦如来など)になるものです。「御本尊よりも背の高い位牌を置かない」ということは既にお分かりだと思います。

右側で段が上になるほど上座になります。先祖は右側に安置し、上段にお祀りしましょう。

位牌には戒名の文字入れをしなければならないの?

結論から言いますと、「戒名の文字入れはする必要がある」というのが結論です。位牌には、戒名と亡くなった没年月日、俗名、行年(享年)を入れます。戒名の文字は昔の漢字が使われることもありますので、白木の位牌の文字をそのまま正確に仏壇店もしくは通販サイトで伝えることが重要です。

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戒名は付けなればならないの?

戒名は付けなくても問題ありません。

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戒名を付けないのであれば故人の名前はどうなるの?

俗名(この世で使っていた名前)が付けられます。この時位牌には、「○○○○之霊位」というように生前の名前を位牌に記して仏壇に安置します。

同一人物の位牌を複数作成してもいいの?

「父の位牌を兄弟でそれぞれ持っていたい」

といった思いを持たれている方は多くいらっしゃいます。結論から言いますと、「複数の位牌を作るのは問題ない」です。それぞれ文字入れをしてもらって開眼供養(魂入れ)をしてもらうようにしましょう。位牌を購入する際にその旨を伝えることによって実現可能です。

終活ドクター
よくある質問についての解決策をお教えしてきました。いかがでしょうか。しっかりと理解できていたのであれば幸いです。最後にまとめをしてこの記事を振り返っていきましょう。

まとめ

この記事では、「位牌の選び方」について位牌に関連するところを中心に分かりやすく解説してきましたが、理解できましたでしょうか?今回解説したことをまとめていきましょう。

この記事のまとめ

・位牌は「故人そのもの」

・位牌の種類は3種類あり、「仮位牌」「本位牌」「寺位牌」

・位牌は絶対に必要というわけではない

・位牌があることによるメリット
いつでも故人を思い出すことができる
供養の対象にできる
故人を身近に感じることができる

・位牌がないことによるデメリット
故人の遺した物に思いを馳せるしかなくなる
他の親族の死と位牌がないことを結び付けてしまう

・浄土真宗は位牌が必要ないが、浄土真宗であっても位牌を購入する人が多い

・位牌を購入する際の選ぶ基準は「大きさ」「デザイン」「種類」

・御本尊や先祖よりも大きな位牌は選ばない

・位牌のデザインは「塗り位牌」「唐木位牌」「天然木位牌」「モダン位牌」の4種類ある

・位牌の種類は宗派によって違いはない

・位牌は開眼供養(魂入れ)を行う前はただの商品に過ぎないので通販で購入しても問題ない

・先祖の位牌が複数ある場合は「回出位牌(繰り出し位牌)」を用いて1つにまとめる

・位牌をお祀りする場所は仏壇の御本尊の左右、それよりも下段に安置する

・同一人物の位牌を複数作成しても問題ない

いかがでしたでしょうか。「位牌の選び方」についてしっかりと理解出来ましたか?位牌にはたくさんの種類があったと思います。「こんなにあったら選べない」「思ったよりも安い」と思った方もいると思います。位牌の価格は安いものから高いものまであったと思います。高ければ良くて安いのは良くないということはありません。故人や先祖を大切に想って彼らのよりどころを作ってあげることが大切です。費用も色々とかかってくると思いますが、何十年も使用する仏壇や位牌はやはりしっかりと選びたいところですね。